洗脳家族~普通になりたい~

家族という密室で洗脳、虐待、学校へ行けばいじめに。1人で遊べば幼女を狙った変態共の被害……ふざけんな、私の人生。ただ普通に生きたかった私の普通ではなかった日常。※ノンフィクションです。

たまに帰ってくる人、父。

父はたまにしか帰ってこない人だった












洗脳ちゃん家族が住む家と

そこから1時間もしないでいける場所にもう1軒家がありそこで仕事をしていた









 




なんの仕事をしていたかは言えないけれど

顧客に政治家、ミュージシャン、モデル、女優、コメンテーター、大学教授、医者などがいた








みんな父を信頼していた











しかし家ではだれも父を信頼していなかった







家族はみんな父の二面性を知っている











父が機嫌が悪くなるのは大抵酒を飲んだ後だった











自分だけ別メニューの好きな食事をし、酒を飲む







食事の終わりかけから母に絡む









母の存在が気に食わないのだろう



物を投げつけいじめる



ちゃぶ台返しで嫌がらせをする






それでも収まらないと手をあげる











父の怒鳴り声と母の悲鳴








布団をかぶり耳を塞いでも聞こえてくる



次は自分が殴られるのではないかと毎回恐怖で怯えてた














父「頼むから出てってくれ」




最後はいつもこのセリフ

カブトムシ

家に長男と洗脳ちゃんしかいない日がたまにあった










長男は持病で高校へ進学できず家にいた












ある日、洗脳ちゃんを明るい外に連れ出してくれた










家の裏に森があり、自転車でそこへカブトムシ取りに行ったのだ






とってもワクワクして嬉しかった!





長男は洗脳ちゃんを自分の自転車の前カゴへ入れ、

ガタガタの舗装されていない道を進んだ






♪ガタガタガタガタ♪♪ワクワクワクワク♪♪







ワクワクガタガタ♪♪ワクワクガタガタっ!














ガシャン……!!!














自転車ごと転倒して血まみれ大泣き洗脳ちゃん。








痛い痛い夏の思い出

ひとり遊び

年中の途中に保育園へ通い始めるまで多くの時間を家で過ごしていた















兄と姉たちのいない家はとても静かで母が家事をする音だけ響く。

















どんより薄暗い部屋の中、

私に与えられたおもちゃは紙、えんぴつ、おりがみ、そしてひらがなと絵が書いてある積み木だけだった













母がミシンを出している時はミシンを使わせてもらえて

ハギレを夢中になって縫っていた

ただ縫っているだけなのにとても楽しかった










私は母と一緒に遊んだ記憶がない








そんな事生きてきて気にしたこと無かったけど。











遊んでもらえなくて寂しいなんて思ったことなかった。だって母親が遊んでくれる人間だなんて知らなかったから。







大人になり子どもを産み、人の親になって


毎日子どもたちと遊んでいる中でふと気づいてしまった










もしかして愛されていなかったのではないかと……










それを気づいてしまった20代後半頃、私の心はボロボロ崩れ






︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎優しくて守ってくれるお母さん︎︎ ︎︎ ︎︎"︎

は暴力と暴言があふれる家の中でほんの少しだけ手を差し伸べてくれた         たったそれだけの事を優しさだと思わざるおえなかった過酷な環境だったのだと……






私は子供を産んで愛を初めて知り、愛されていなかった事実に気づき

幸せなはずの新婚時期に両親を思い出し何度も過呼吸発作を起こした








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愛を教えてくれた子どもたちありがとう





心から愛してる